
当事務所のコーポレート部門のパートナーとして、米国市場でビジネスを展開するグローバル企業のサポートに関与。なかでも日本からの進出企業には、当事務所ジャパン・プラクティス代表として日英両語を駆使しながら、米国法人立ち上げに伴う一つ一つのステップでお客様に寄り添い、複雑な契約書の作成・交渉から一般的な企業法務まで、幅広く助言を提供しています。
法的ガイダンスに留まらず、日系企業にとって頼りになるビジネス・アドバイザーとしても活躍。日米両国のビジネス文化に精通し、日本の実業界との豊富な経験を活かし、米国で企業運営を成功させるために必要な支援をビジネスリーダーに提供しています。一方、日本での商取引を検討する米国企業には、法律・ビジネスに加え、文化的な側面からも助言。
前職テネシー州経済開発庁では、海外直接投資・貿易担当グローバル・ディレクターとして、諸外国の外交機関ならびに経済事務所と連携し、同州が経済開発促進のために海外に設置した事務所の戦略を全面的に監督。州内のグローバル企業へのサポートに加え、州政府指導者に国際関係の助言を行いました。
テネシー州政府在籍以前は、北米日産のシニア・カウンセルなど、複数の企業で社内弁護士を歴任。日産在職当時、大規模なスポンサーとのマーケティング契約や、自動運転、電気自動車(EV)などの先端技術に関する契約を締結。社内弁護士としての幅広い経験には、ライセンス契約のほか、フォーチューン500社の日系企業が関与する数多くの大規模取引も含まれます。神奈川県横浜市出身。
実務経験・実績・業界と案件分野
- 日系企業の一般企業法務とビジネス戦略に関するアドバイス
- 日系自動車企業の米国本社移転の候補地選定に際してのサポート
- 日系企業を含む多数のグローバル企業の米国進出に関するアドバイスとサポート、州政府や地方自治体との連携
- 日系食品関連企業の米国事業拡大の法務的サポート。必要な許認可申請と建設会社との連携に関するアドバイス
- 日系企業・グローバル企業間の大型ライセンス契約書・コンサルティング契約書・購買契約書作成と交渉
- グローバル企業の日本における人事・労務関連のアドバイス
- 日系自動車企業のマーケティング契約書作成と交渉
- 日系企業の内部調査
- 国内外の企業間取引やクロスボーダー案件
取扱分野
- 一般企業法務・企業法
- 国際取引全般
- 日系企業サービス
- コーポレートガバナンス
- 海外進出
- マニュファクチャリング
- M&A
資格・役職
- ナッシュビル・ポスト "In Charge: Legal" (2023 and 2024)
- 米国テネシー州 弁護士
- ナッシュビル国際空港 理事
- テネシー州日米協会 理事長
- 米日カウンシル 理事
Selected & Recent Speaking Engagements: 講演・セミナー等
- 第45回日本・米国南東部会日米合同会議(2023年10月、東京)
- アメリカにおけるビジネス・投資に関するイベント(2023年9月、英国・ブリストル市)
- 「パートナーシップ2030」イベント(2023年9月、米国・テネシー州ナッシュビル市)
- テネシー日米協会ウィメンズ・リーダーシップ・フォーラム(2023年9月、米国・テネシー州ナッシュビル市)
- テネシー・日本ビジネス・フォーラム(2023年3月、米国・テネシー州ナッシュビル市)
- Million Women Mentorsインターナショナル・ウィメンズデー(2023年3月、ウェビナー)
- 笹川平和財団U.S.-Japan Strategic Alliance Series(2023年3月、米国・テネシー州ノックスヴィル市)
学歴
- ジョンズ・ホプキンズ大学 学士取得
- ジョンズ・ホプキンズ大学大学院 修士取得
- バンダ-ビルト大学法科大学院 法務博士取得